スイートピー農家の農作業日誌

淡路島のスイートピー農家の農作業日誌です

潅水について

やっと20℃以下になって、温室内も日中30℃を越すような事も無くなりました。
室温が30℃以上になると、潅水に凄く気を使います。
何故なら、水は近くの佐野川から引いていて、その水の中に「ピシウム菌」という根から侵入して枯らす細菌が潜んでいるからです。
 スイートピーは直根で、40㎝程に伸びるので、根の先端まで湿らすのに、大量の潅水が必要です。
温室の土は40センチ位の所で固い層になっていて、水を遣り過ぎると溜まってしまいます。
溜まると、ピシウム菌が根に取り付いてしまいます。
なので、溜まらないように、二日に分けて潅水しています。
夏場は、どうしても乾いてしまうので、潅水の回数も多くしないといけないので、ピシウムが取り付かないように神経を使うのです。
これからは、乾きも少ないので、夏場程潅水に気を使う事もなくなりました。
※全国どこの川やため池にもピシウム菌が居る訳では有りません。