2023-11-28 潅水の基本 植物が水を吸う仕組みは、ストローで吸ったり、コップでゴクゴク飲むイメージだと思います。 葉っぱから蒸散すると、細胞の中は水が不足して負圧になります。 一方、根の先端から浸透した水分は、浸透圧で負圧の上部の細胞に移動して、次々に満たされて行きます。 マイナスとプラスの圧力差で移動するので、圧力には凄く敏感です。 圧力は潮の干満で生まれて、潮の動かない小潮や長潮、若潮には吸水しないのです。 潮の動かない時に潅水すると、水分過多になって、花や蕾が落ちたり、老化したりします。 (根が短いとか、横に広がる植物は、それ程影響は無いです) 基本的には、大潮・中潮の時だけ潅水します。 時には次の大潮迄20日以上空く月も有りますが、萎れたりする事は絶対に有りません。