スイートピー農家の農作業日誌

淡路島のスイートピー農家の農作業日誌です

毎年一年生

花作りには「毎年一年生」と言う有名な格言が有ります。

親の後を継いでスイートピー作りを始めて17年目になります。
一つの事を17年もやれば完璧な仕事が出来そうですが、現実は毎年四苦八苦の連続です。

8月の種蒔きの時には、今年は全品種を年内に満開に咲かすぞ!と、意気込んで始めるのですが、どれかが年を越えてしまいます。
今年は特に酷くて、まともに年内に咲いたのは2品種だけで、もう笑うしか無い状態です。

工業製品と違って、農業は天候との兼ね合いも有りますので、毎年条件が違います。
毎年同じようには行かない事を、先人は「毎年一年生」と言う言葉で、戒めと諦めを表現したのでしょう。