台風19号で被害を受けた長野県のリンゴ農家で、37歳の若い農家さんが再建に頑張っている様子をTVで見ました。
アップルロードと言われるリンゴの一大産地が、2メートル程水没して、浸かったリンゴは出荷出来ず廃棄処分です。
80歳の園主は、もいだリンゴを下に投げ捨てられずに、1個1個ソ～ッと下に置いていました。
同じ農民として気持は痛いほど分かります。
年老いた農家さんは、再建する気力が失せて、廃業する人が出ているそうです。
その農園を若い農家さんが借り受けて、継続してくれると言うのです。
彼は「過去にもこのような災害に遭いながら、今が在るのだから、誰かが引き継いで行かなければいけない」と決意を述べていました。
私も、今年は就農以来一番の不出来で、気持が萎えかけていました。
でも、自然相手の仕事では、人間の力では及ばない事が多々有ります。
少々の事でめげていてはダメだと気付かされました。
残りの人生で今日が一番若いはずですので、勇気を持って頑張ろうと思いました。
