淡路島の農業は衰退の一途で、特に花農家は八割以上が廃業に追い込まれました。
原因は「儲からない」に尽きるのです。
バブルが弾けて、以後は今日まで安値安定になり、おまけにオイルショックや、最近の円安による物価高騰で経費の増大、殆ど儲けが出ないようになりました。
そんな中、懇意にしていたスイートピー農家さんが3年前に亡くなって、リハビリ療養士をしている息子さんが兼業ながら後を継ぎました。
今春定年になり、嘱託として勤務されていますが、休みの日はスイートピー作りに専念されています。
自分が作った花との違いを分かって欲しいのです。