スイートピー農家の農作業日誌

淡路島のスイートピー農家の農作業日誌です

ネキリムシ

9/20日に植えた赤いスイートピーの脇芽を切り離していると、2本共クタッとなった茎が有ります。
アレッ?もしやアイツの仕業か?と、掘ってみるとやっぱり居ました。
通称ネキリムシ、コガネムシの幼虫です。
 畑に沸く虫で、こいつが一番たちが悪いです。
アオムシやヨトウムシも、先端を嚙み千切る困り者ですが、それでも下の方から脇芽が出るので、枯れてしまう事は有りません。
ですが、このコガネムシの幼虫は、土の中5~10センチを移動して、次々と根を噛み切ってしまいます。
1匹で何本も噛み切ってしまうので、必ず駆除しないと全部枯れてしまいます。
困った事に、土の中なので、どこに居るのか分からないのです。
仕方ないので、温室全部の畝に消毒液を注入しなければなりません。
この消毒は、一番したくないのです。
土作りの段階で、鋤き込んだ微生物資材が死滅するからです。
これからこの資材が効果を発揮するのに残念です。