気温が低く、温室の窓を閉め切ったままだと高湿度になり、植物の大敵「灰色カビ」が増殖します。
今の時期、ピッタリこの条件に当てはまります。
「灰色カビ」（ボトリチス）は、何処にでも普通に居るカビですが、一定の条件で爆発的に増殖して、あらゆる植物に取り付いて悪さをします。
スイートピーでは、花弁に付くと、シミ状の斑点になり、そこから腐ります。
茎や根際の傷口に取り付くと、灰色の綿状になり、導水管を詰まらせて枯らします。
採花して出荷するまでは症状が出なくて、お客様の元に届いてから症状が出る事が多いです。
花持ちが悪くて苦情が出ます。
こんな事が無いように、煙霧機で常に先々に予防しています。
