春の風物詩「大阪湾のイカナゴ漁」が、昨日から解禁になりました。
漁師に漁獲高を聞いていませんが、獲れた魚を運ぶ運搬船が殆ど見えなかったので、漁は少なかったのでしょう。
(TVのニュースでは最低の水揚げ)
昨年は、大阪湾側で3日、瀬戸内側で12日で終了してしまいました。
一番最初にイカナゴの稚魚が生まれます
それを狙って、メバル・サワラ・ハマチがやって来ます。
次にイワシの稚魚が生まれて、又それを狙って大型魚がやって来ると言った、食物連鎖の始まりです。
そのイカナゴが激減しています
夏場に砂の潜って避暑をすると言う習性が有りますが、その避暑の砂場が無いのです。
川の護岸が整備されて、砂が流れ込まなくなったせいです。
又、下水処理が進んで、水が綺麗になり過ぎて藻場が無くなってしまい、卵を産み付ける場所が無いのです。
「清流に魚は棲まず」の諺通りになっています。