草刈りの動画をYouTubeにUPしている方が何人かいます。
動画では、刈刃にビニール紐や結束バンドなどを括り付ければ、両方の利点が応用出来ると、実演しています。
草刈りには、大別すると、チップソウとビニールロープで刈る二通りが有ります。
チップソウは、少々太い竹や木でも刈れますが、石や金属などの際は、チップが飛んでしまうので刈れません。
ビニールロープは、石垣や金網の際でも刈れますが、ロープが千切れてしまうので、しょっちゅう紐を引き出さなくてはなりません。
その代わり地際をツルツルに刈れます。
早速、動画を真似て、刈刃にビニール紐を括り付けて刈ってみました。
残念・・・刈れるのですが、紐を括り付けると回転が上がりきらずに、スパスパ切れません。
試しに紐の向きを刈刃の上や下にしてみましたが、切れ味は変わりませんでした。
そして、紐が邪魔して刈刃では切れないのです。
これじゃ何の為にやっているのか分かりません。
素人がザッと刈るのなら、これでも構わないでしょうが、我々農家が納得する刈り方には遠く及びません。
この案は「ボツ」です。
