当家の敷地の地続きに「天王さん」と呼ばれる祠が有り、当地区町内会が管理しています。
毎年、4月の町内会総会の朝に、神主さんにお祓いをして貰います。
疫病よけを中心とした牛頭天王 (ごずてんのう) に対する信仰で、農村においても旧6月のころは、稲の病虫害に悩まされる時期で、これをやはり御霊のしわざと考え、御霊信仰を媒介として天王信仰は広く農村にも広がったそうです。
今ではそのいわれを知る者は誰も居なくなり、牛頭と書いてあるので、牛を祀って有るんじゃないですか?などと言う人も居ます。
そのうちに、こんな風習は廃れてしまうでしょうね。